高血圧の主な合併症
心筋梗塞、心不全、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、慢性腎臓病、大動脈瘤
高血圧の治療
軽症であれば、内服薬を使わずに食事運動療法で改善することも期待できます。しかし、中等度以上か、食事運動療法で改善しなかった場合は、内服薬による治療が必要です。
高血圧は、内科学領域の中で最もEvidence-based medicine(根拠に基づいた医療)が進んでいる疾患のひとつです。世界中の大規模な研究によって、最も優先して使用するべきと位置付けられている薬もあり、それを念頭に置きながら治療を行います。
治療効果の判定には家庭血圧のチェックが有効ですので、家庭血圧計をお持ちの方には、ご自宅での血圧測定をおすすめしています。血圧手帳は当院でお配りしております。
内服薬
カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、利尿薬、α受容体遮断薬、β受容体遮断薬等